~南米編~旅するヴァイオリン 第12話【ベレン、、、40時間のバス移動】

ヴァイオリン大岩です。連投です。
最近になって本を出したいと思い、頑張って朝早起きして、書いています。
早起き→犬の散歩→執筆(笑)→朝ごはん→練習(楽器の)→仕事→ → →
作家気分。
ヴァイオリン弾き、サルバドールのホトビアリア(バスステーション)。
ベレン行きのバスは、1時間半ほど遅れて出発しました。
車内は20人ほどしか乗っていなくて、ガラガラ
【メモ4】 日本の公共交通は時間通りにやって来て、時間通りに出発する。とはよく言われるもので、海外に出ると、ローカルな乗り物ほど当たり前のように、時間は大雑把「だいたいこれくらい」みたいな。とあるアジアの国で、半日ほどバス(というかトラックの荷台ですけど)に乗ったまま待たされたこともあります。朝、バスの横向きの木の席に座って、出発が夕方、、、、笑
日本に居たら、1時間や2時間の遅刻を相当遅れているということになると思いますが、ところ変われば1~2時間の遅れはジャストタイムの範囲内ということもあります。ちなみに、時間より早く出ることは滅多にありませんが、ごくたまにあるので(乗客名簿に載っている人数が揃っていたら?、時間になっていないのに勝手に出ることがあります。)出発の時間よりも早めに待機していないといけないのです。
大らかになれます。

↑↑ブラジル北東部はこんな道を走ります。 この向こう側に広大なアマゾンが広がっているとは~
移動が2日弱 となれば
バスの中で朝を迎えます。↓↓ 走っているバスの車内から朝陽を浴びると気持ちいい!!
移動が2日弱 となれば
バスの中で朝を迎えます。↓↓ 走っているバスの車内から朝陽を浴びると気持ちいい!!

朝ごはん、道路わきにあるレストランに1時間ほど寄ります、、、の後の車内はいつものように、ガンガンに音楽が流れています。
(夜間以外にもお昼寝くらいの時間には無音になっていたり、しっとり系の音楽に変わっていたりするので、運転手さんもこだわってるんだなあと思います。)
しばらく、快速に走って、、、いたら、、、
バス、故障。。。
道路わきに止めて動かなくなってしまいました。
(夜間以外にもお昼寝くらいの時間には無音になっていたり、しっとり系の音楽に変わっていたりするので、運転手さんもこだわってるんだなあと思います。)
しばらく、快速に走って、、、いたら、、、
バス、故障。。。
道路わきに止めて動かなくなってしまいました。
のどかだなあ。
近くのお店から流れてくる音楽が、何とも言えない。 哀愁、、、
代わりのバスが来るまで、、、また待ちます。
、、、4時間後
↓↓バス来ました!!!
近くのお店から流れてくる音楽が、何とも言えない。 哀愁、、、
代わりのバスが来るまで、、、また待ちます。
、、、4時間後
↓↓バス来ました!!!

この後、乗客みんな、怒り出したんですけど、
原因が何だったと思いますか??
たくさん待たされた、、、、ということではなく、
とりあえず、代わりのそのバスに荷物と一緒に乗り替えて走りだしたのですが、
しばらくして、事務所のようなところに着きました。バスの中継事務所(運転手が交代する場所)みたいです。
【メモ5】 ブラジルはバスの移動距離が長い区間だと、途中の中継地点で運転手だけ交代します。乗客はバスに乗ったまま。バスはそのまま次の運転手に引き継がれます。
事務所に着くなり、車内の男総出で押しかけて、、、
僕も一応、男なので、わけが分らんまま、ついていきました。
みんなが憤慨していた原因!
代わりのバスが、エアコン仕様ではなかったんですね。
え!?そうなの??
日本人の僕的には、エアコン付いてなくても、窓開ければ涼しいからそんなに大した問題ではないなと、
それよりも、ベレンに着くのが遅くなって夜になったら宿探すのが、大変、、というか危険だなと。
さて、男たちの殴り込みの成果は、、、
エアコンバスに交替、それから、笑、、、水(飲料水ペットボトル)の段ボールひと箱で、決着したみたいです。
やっぱり言うべきことは、他人同士であっても、その場に居合わせたら団結協力して自分たちは怒ってるんだと、
全員でアピールしないといけないんだなと思いました。
水のボトル、僕のところにも2本まわってきました。
やれやれで、バスはまた、広い草原を駆けだしました。
↓↓視界が広いので、地平線の向こうスコールの柱が見えます。カッコイイ!!

続く