~南米編~旅するヴァイオリン 第15話【出航!】

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同じ宿に泊まっていた、クリスティーノも、今日、
飛行機で田舎に帰るということで、バス停まで見送りに行きました。
彼の別れの言葉が、”congratulation!!” なぜ!? 笑笑


、、、

ブラジルの街は、所々 立ち入ってはいけない、危険なエリアがあります。
外国人旅行者でなくても、地元の人も同じです。
スラム街であったり、パイプのように横に抜け道のない狭い路地だったり…

ここベレンでも、どうもヤバい一角が港への道中にあるらしく、
宿の人が港へのルート(道順)を、丁寧に何度も教えてくれました。

1キロほど、ハンモックを背負って汗だくで歩きました。

ベレン、アマゾン川の港、、、
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飛行機の国際線並みの、、いやそれ以上の、セキュリティチェック、というより身元確認、、、
国内の移動でそこまで厳しいのは初めてでした。
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手続きに少し手間取って、、、そして、乗船。

船内に入ると、みんな早速ハンモックを吊るしていました。
ここが自分の「部屋」です。
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僕のは、手前から2つめのやつです。船に入るのが遅かったので、クーラーの前の寒~いところしか空いていませんでした。
ハンモックと一緒に、シーツ買っといでよかった~ ブランケット代わりにします^^

これから、アマゾン川を上ってアマゾン最大の都市、マナウスを目指します。
約一週間の船旅。(↓↓グーグル地図だと飛行機で2時間5分と出ていますが…)
ちなみに、その後もアマゾンをどんどん上って、アンデス山脈の麓まで行くことにしていますから、
トータル3週間ほど船の中で過ごすことになります~

アマゾンのフェリー、人以外に生活物資や家畜も運んでいます。1階がそれ、2階がハンモックのデッキ、その上の最上階が一等客室とバーのある甲板。
荷物の積み込みが終わって、夜になってやっと出航しました!!!

ベレンの街が少しずつ遠ざかっていきます。
なんだか寂しいのは、なぜでしょう。

旅は出会いと別れの連続です。

新しい街に着くと、友達ができます。
その土地に元々いる人もいますし、何らの理由でそこに移ってきた人もいます。ひと時、一緒に過ごし、話し、飲み、笑い

それから、またそれぞれの行く方向に向かって 別れて行きます。


つづく。


Lapin-Music(ラパンミュージック) 岡山
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