~南米編~旅するヴァイオリン 第20話【アンドレイア】

連投のヴァイオリン大岩です。
今、ほんのちょっと束の間… 時間に余裕があるので、頑張って執筆中。
客船で物資も一緒に運ぶため、各港での停泊時間が3時間とか5時間とか… 荷物を降ろすのにやたらと時間がかかります。
けっこう退屈なんですけど、誰彼ともなく話しかけに来てくれたり挨拶したりしながら過ごすので、こんな他愛もないやりとりがけっこう楽しいんです。(↓↓動画…足からのインで申し訳ないす。。。)
船での居場所、、、まずは自分のハンモックの上に座ったり寝転がったり、日中はハンモックが椅子代わり。それからハンモック向かいの窓辺に立つ、
船首にあるベンチに腰掛けたり、屋上デッキ船尾のベンチに座ったり、寝転がったり、
誰に遠慮することなく自由に過ごせます。この国には迷惑をかける、かけられるという概念がないのかと思ったりもします。
そんな感じなので、当然? ハンモックが隣近所の人たちとは、挨拶なり、何かしらの会話はするのですが、
で、その可愛らしい女の子ですよ♪
どちらから話しかけたか、というのでもなく、朝起きて 挨拶すれば、、、いや~挨拶って大事。素敵。
そのまま話し始めて、(一応、ポルトガル語、辞書や単語帳の定型文を組み合わせたりすれば、どうにか会話が成り立ちます。前回の食堂は辞書なしの丸腰でなんにもしゃべれずじまいでしたが… ブラジル人大らかなので、いや、彼女が優しいので、会話のキャッチボールを待ってくれます。)
ちょうど隣のおばちゃんがいなかったので、彼女はそのおばちゃんのハンモックにやってきて (←みんな他人のハンモックには無断で座ります。)
積荷の揚げ降ろしでしばらく停泊した後、船はまた動き始めます。
アマゾンの牧草風景を眺めながら、話をしました。
彼女の名前はアンドレイア。
マナウス(目的地)には、父親に会いに行くみたい。単身赴任(出稼ぎ)ですね。
、、、一応、お母さんも彼女のハンモックのさらに向こう側にいます。 だからあんまりデレデレとは話しづらいんだが…
アンドレイアの家は牧場で、牛を飼っています。(言葉がおぼつかなくて幼児並みの情報しか得られない…)
趣味は料理。ハンモックに座っているときは、編み物をしています。
家庭的。まあ田舎のほうだと、ショッピングとか、食べ歩き的な趣味はないっすかね
訊いた僕が、無知だったというか… 趣味おそらく他には、裁縫、編み物、読書、男子だったら、ほぼサッカーかなあ。そういえば、ゲームをしている子を見ないですね。
、、、、

夜は、アマゾンも星空
窓の向こうに 流れ星、3つ
『ヴァイオリン、私のために弾いて』って!!
おおぅ
旅の恋は 儚い
明日は、いよいよ!この船の目的地 マナウスに着く日です。