~南米編~旅するヴァイオリン 第25話【ベネズエラ入国】

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こんにちは。ヴァイオリン大岩です!

朝7時 どしゃぶりの雨の中、ベネズエラ国境に向かって出発しました。
2時間ほど走って、バス故障。
笑 もう、ブラジルあるあるですね…

待つこと30分、代わりのバス到着。

ブラジル、リオデジャネイロに入って24日、、、とうとう(ようやく?)ベネズエラに入ってしまいました。(国境の越え方は、第23話のメモ6・7に、、、)
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あまり治安が良くないらしいので、気をつけます。

で、今、サンタエレナ・デ・ウアイレン というベネズエラ側の国境の町にいるのですが、
この後、シウダ・ボリーバル(シウダ=Ciudad=○○市・街)という大きめの街に行って、そこからカナイマ、、、エンジェルフォール(←久々のウィキリンク)の麓の村に向かって小さな飛行機で飛びます。


このサンタエレナ・デ・ウアイレン という町、、、 特に何もないんです。
赤茶けた大地と丘のような山を見渡すだけ。しかも、どんより曇っている。のどかです。
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土日とあってか、老若男女、みんなビールを飲んでいる。
ブラジルにいたときよりも少しだけ人との距離感を感じるのはなぜだろう、、、

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環境が変わると、いろいろと対処しないといけないことが出てくるのですが、
一つは、ATMで現金が引き出せない!! っていうね。
これ、今だけか、ベネズエラにいる限りずっと続くのか、、ちょっと心配ですけど、とりあえず、クレジットカードのキャッシングでしのぐことにします。手数料がむちゃくちゃ高いから嫌なんですよ 汗

しかも銀行なのに、複写式 って、、、(←もうひとつウィキ)

ちなみに最悪のケースもあるので、何が最悪かっていう基準もないですが、、、
服の隠しポケットや靴底やヴァイオリンケースに、アメリカドルを結構な額、分けて入れています(内緒)

それから、もう一つ、 昨日から体中いたるところにミミズ腫れが出ては消え出ては消え、かゆすぎる。
これは蕁麻疹ですかね。たぶん。
暑さだと思うのですが、こういうのもたまにあるので、ストレスは極力ため込まないようにしないといけないんですけど、

国が変わると途端にシステムや人々の性格や色んなことが急に変わるので、やっぱりちょっとはストレスがかかりますね。

なにせベネズエラ、人口10万人あたりの殺人発生率、統計年度にもよると思うのですが、世界ワースト2位~5位あたりが指定席になってます、、、

どれくらい危ない雰囲気かと言うとですね、
ボリーバルの街だと、普通のお店の前には自動小銃を肩に下げた警備員が立っていて、
特に酒類を売っているお店の買い物は基本店の中に入るのではなく、外から格子越しに注文するといった具合です。横には銃持った警備員…
夕方には街から人通りが消え、夜、泊っているホテルのわりと近いところから銃声が聞こえてくる (苦笑

さすがに、日が暮れてから外にご飯に出かける気にはならないですよ。


Lapin-Music(ラパンミュージック) 岡山
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