大人から始めるヴァイオリン1【構え方】

こんにちは~ヴァイオリン大岩です~

 ここ数年、僕のレッスンでは「紹介」や「学びなおし」で入ってこられる生徒さんが割合的に増えています。で、大岩式(探せばどこかの書物に載っているので、実際は~式じゃないけど…)、『大人から始めるヴァイオリン』奏法のブログ連載を始めようかなと、、、たぶん更新頻度が超遅だと思いますけど。
 ヴァイオリンの弾き方そのものは、本やネット情報を見たら分かることもたくさんあると思うんですけど、でも何でわざわざ音楽教室とかヴァイオリン教室に習いに行く(来られる)かというと、、、
 演奏の技術の習得は大前提として、モチベーションを保つためだったり、客観的にフォームや音程や音の質やアーティキュレーションを見てもらったり、音楽家の音楽観やアーティスト性を直に感じるためだったり、 曲の背景にある歴史や理論やその他関連する諸々に対する指導や気づきをもらうためだったり、音楽(ヴァイオリン演奏)そのものを楽しむため(→アンサンブルや伴奏に合わせたり、活躍、活動の場があり心も体も充実できるためだったり)、十人十色、いろいろあると思うんですけど、
 だから教室でのレッスンは、直接的な技術の習得っていう部分から入るんですけど、実はもっと先、もっと大きな、、う~ん、これも三者三様の「充足感」とか「エキサイティング感」とか「幸せ感」っていうんですかね、そこら辺を目指すものなので、ここにこれから書こうとしている技術的な原理やコツは、ヴァイオリン演奏で音楽を楽しむための基盤にはなりますが、音楽そのものを楽しむためのシステムではないと思います。よ。ちなみに技術的な指導は段階を踏んでやっていくんですけど、生徒さんの得手不得手の傾向(読譜、思考の速さ・正確さ、音程と音質を捉える感性、左手指動作、弓の扱い方、年齢、筋力と体格、家での練習条件、、、などなど)によって、(原理原則はありますが…)指導の手順、習得方法は結構違います。大人と子供の違いとなるともっとです。さて、

 さて、構えから始めましょう。
 肩当を使うことが多いと思うんですけど、上側はしっかり肩に乗せてください。下側は鎖骨を斜めに横断する感じに乗ることが多いと思いますが、この斜め具合はけっこう個人差があります。体格差とか、筋力とか。
 その後に顔は左(ヴァイオリンの方)に向いて顎を顎あてにのせます。顔の向きは後でも変えられるし演奏中でも自由に動かせるようになるので、とりあえずそれでやってみます。腰を中心に少しだけ右にねじるとやりやすいです。
 肩当てを使う場合はヴァイオリンがぐらぐらしないようにしたいところですが、ぐらつく場合は肩が首より前に来ている場合が多いので、(これは現代人の日常的な動作が、字を書いたり、パソコンを使ったり、車の運転をしたり、肩より前で行う動作がとても多いので、気づかないうちにそうなってしまう人が多いですね)息を大きく吸って、ヴァイオリンを上体で持ち上げます。左手で持ち上げるわけじゃないです。(ただし左腕はヴァイオリンを水平に構えた位置でキープしておく必要があります。)背筋を使って姿勢を保ってください。この段階でヴァイオリンを地面に対して水平に構えられたらパーフェクトですね。肩当を高くして鎖骨とヴァイオリンの隙間を埋めてしまうと後で困ることになりますので、この辺りは初めに頑張ってください。筋力(特に背筋)は徐々についてきますので、ヴァイオリンに対して肩当を付ける角度は変えていく場合も多いです。

 左手は下の図のような位置にするんですけど、どうするかというと
人差し指の第二関節(より若干つけ根側ですが)をヴァイオリンのナット(二重線のところ)の内側に置きます。肘(ひじ)はネックの真下です。人差し指を立てたときに地面に対して垂直になっていたらOKです。
人差し指はそこから弦の方に曲げて指先で押さえます。ちょうど「ミ」とか「シ」の位置にきます。親指は1番指よりヘッド寄りに置きます。親指の位置は手の大きさにより個人差が出ます。この1番指の位置が基本です。微妙な音程はピアノに合わせたり、レ→ミの2度音程を覚えたり、ミ+ラの重音で覚えたり、色々あるのですが、初めからやるとキリがないので、ざっくり合っていれば大丈夫です。目印のシールを貼る場合もありますが、この段階では貼らないです。(子供の場合は、指導手順とこの段階での目的が大人とは違うので、貼る子の割合が多いです。)
ちなみに教室レッスンだと指がしっかり動くようになれば音程は自然に取れるようにレッスンしていますが、ここでは割愛します。で、この1指を押さえる際に、手首の角度に注意してください。まっすぐより若干前に出します。人差し指や親指の付け根(手のひら側)がネックにくっつかないようにしないと指が動きにくくなります。
奏法1
 背筋と左上腕をキープする筋力が思いのほか要りますので、初めの2~3か月、それから第1ポジションを弾いているうちは結構しんどいと思います。頑張っていきましょう!!


Lapin-Music(ラパンミュージック) 岡山
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